薪ストーブの薪を無料でもらう方法とできるだけ安く入手する方法

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薪ストーブの運用にあたって、薪の確保は死活問題です。「薪を買う」と決めて薪ストーブを導入された方はまだ”薪ストーブはコストがかかるもの”という意識があるのですが、なまじ「俺んち田舎だから、薪なんてなんとかなるでしょ」という方が一番不幸になります(笑)

僕の近所でも、ストーブ導入からわずか数年で焚かなくなってしまったお宅が数件。。。事情は色々あると思いますが悲しいことです。

本記事では、僕の知り得る限りの「薪を無料でもらう方法」「できるだけ安く入手する方法」を紹介します。

目次

薪ストーブの薪を無料(タダ)でもらう方法

薪をもらえるのなら、木の種類を選んでいる余裕はありません。針葉樹でも広葉樹でもなんでももらいます。問題はその「もらい先の見つけ方」ですよね。

ケースその1:支障木

僕の場合ですが、自治体に生活の支障となる木を伐採するボランティアチームがいます。この方たちに声をかけておいて、毎年支障木を頂いています。木の種類はナラや桜のときも、ケヤキや松・杉などの時もあります。

これら支障木はほぼ毎年出るので助かっています。ボランティアの方々も、結局は捨ててしまう支障木ですから、僕らのような薪ストーバーが持って行くのは助かっているみたいですね。お互いにwin-winの関係です。

それから、電力会社が電線にかかる木を伐採しているところを見たことがありませんか?これらも伐採後はその場に捨て置かれるものですので、交渉次第ではもらえます。ただ、土地主との交渉なので難しいところですが。顔見知りなら頂けるでしょうね。土地主も伐採木を捨て置かれても困るはずですので。

ケースその2:果樹

僕の地元では果樹栽培も盛んです。りんごや梨ですね。こういった果樹は剪定しますので、ゴミがたくさん出るんですよね。僕ら薪スト―バーにとっては宝ですが。

知り合いの果樹園に声をかけておくと、剪定・伐採後に声をかけてもらえます。リンゴの木は燃やすとほのかに香りが匂うという方もいますね。僕は鼻が悪いのか、感じたことはありませんが。

りんごの木はあまり真っすぐでは無いので、40cm程度の長さに切っていくにはやっかいです。もらえるありがたさから比べたら、ならそんなことは問題になりませんけどね。

ケースその3:建築端材

建築端材は焚き付けとして優秀です。杉・ヒノキのような針葉樹は火付きがよく火力が強いので重宝しますよ^^もし、新築で端材がたくさん出るようなら建築業者を通して取っておいてもらうように頼みましょう。

建築端材のなかには集成材のように接着剤で木片同士をくっつけてあるものがあります。こういったものはストーブで燃やすと煙突に良くないばかりか、体にも良くないガスが出ると言われています。いただけるもののえり好みはできませんが、できるだけストーブにくべるものは自身で選別するようにしたいですね。

薪ストーブの薪を安く入手する方法

長野県には「薪をみんなで分け合おう」というコンセプトの伐採チームがあります。森集人(しんしゅうじん)プロジェクトといって手入れの放棄された山の間伐をしつつ、自分たちの薪燃料を確保しようというチームです。

年会費+チェーンソーや軽トラなどの費用はかかりますが、薪を買い続けるよりは確実に安いでしょう。こういったプロジェクトは全国的に広がりを見せていますので、あなたの地域にも同じような動きがあるかもしれませんね。

また、僕の知り合いでは薪ストーブユーザーが集まって原木を買い、自分たちで分け合って薪を作っている人たちもいます。こういう薪づくりも、出来合いの薪を買うよりは確実に安いです。

山から木を切り出すのはやはり危険ですから、その部分だけプロに依頼し、原木から薪づくりは自分たちで行う、なかなかパワーのいるサイクルですが、ストーブに関わることは自分たちで!という気持ちがあればこそですね。

原木の入手は地元の森林組合を経由しているようです。まずは役場に連絡ですね^^薪の購入に補助金が出るケースも稀にありますので、そういったお得な情報が無いか聞いてみましょう!!

ふるさと納税の返礼品として薪を受け取る

また、ふるさと納税制度を利用した「返礼品として薪を受け取る方法」もあります。ふるさと納税で薪を購入すれば、税金が控除されますので、数万円分のお得感があります。

薪をお得に買う方法 ネット購入ならふるさと納税を使わなきゃ損!

薪の入手はネットワークと人間関係

薪の入手にはいろんな方法がありますが、結局はネットワークなんですよね。いろんな人に声をかけておいて、お声がかかればいつでも引き取りに行きますよ!という姿勢を見せておかないとなかなか相手にされません。

他人さまから薪を譲り受けるなんて恥ずかしいわ・・・なんて言っていると、薪代で泣くことにあります。薪ストーバーにとっては薪でも、土地主にとってはどうしようないゴミということも往々にしてあります。「もらってくれてありがとう」なんて言葉をかけてもらえることもありますので、恥ずかしがらずに「私は薪が欲しいんだ!」という姿勢を全面に出していきましょう!!

薪ストーバーの間での情報共有も大切です。薪は”取り合い”ではなく譲り合い・分け合いをしていかないと、自分が困ったときに助けてもらえません。自分のところで使いきれないほどの薪が手に入れば、他のユーザーに分けてあげる、くらいのゆとりを持ってストーブライフを送っていれば、自然と耳寄りな情報が集まってくるようになりますよ!不思議ですけどそういうものなんですね、人間関係って。

さいごに

いくら薪を無料でもらえると言っても、くれる方々に「お礼」は必要でしょう。人と人とのやりとりですから礼儀を欠いてしまうと関係が継続しません。次の年は他の人に優先的にあげられてしまうかもしれません。

支障木に関しては、道路にはみ出すような木を伐採することも多いので、「支障木が出たよ~」と声をかけてもらったら、できるだけ早く持ちに行くことも大切です。いつまでも放置されていると、声をかけた側も気持ちの良いものではありませんからね。

また、薪はどんなにたくさんあっても貴重なものです。「もったいないから」とチビチビ焚くよりは効率の良い焚き方をして、薪ストーブの能力を最大限に発揮したいですね。

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