薪ストーブ:火の回りを早くするコツ 着火~250度まで一気に上げる方法

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薪ストーブは適正運転温度(250度前後)まで温度を上げるのに時間がかかります。それがストーブ。とはいっても朝の出勤前の時間等、あまり時間の無いときに薪ストーブを焚くと、この時間が焦ります。

家を空ける前にダンパーを閉めたいですからね。

そんな時に炉内の火の回りを加速させ、一気に250℃まで上げるコツを紹介します。

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薪ストーブ火の回りを早くするコツ

250℃まで温度を上げるのに時間がかかるといっても、炉内に熾きが残っていれば60分くらい。ダンパー全開&火力調整レバーも全開で着火。それでも温度上昇はゆるやかなものですよね。

そんな時はストーブの前面扉を少しだけ開けて、空気の量を増やしてあげましょう

アンコールの場合、正面扉の開閉ノブをこのような向きにしてあげると、ちょうど良い隙間が生まれます。扉のロックをかけないだけの状態では、上昇気流によって吸い込む空気の量が多い為、扉が自然に締まってしまいます。

扉を少しだけ開けた状態の時の炉内の炎の様子をよく確認してみましょう。ゴーゴーとものすごい音がして火が立ち上がっているのが確認できるはずです。火が薪全体に行き渡ります。

薪全体に火が回ったなと思ったら、扉は締めた方が炉内温度の上りが早いです。扉をずっと開けたままだと、風で火をあおりながら、空気で炉内を冷やしているようなあべこべな状態がつづいてしまいます。

この方法で我が家のアンコールは概ね30分程度で250℃まで上がります。もちろん乾いた薪を使ってです。(杉やヒノキなどの針葉樹を燃やせば20分かからずに250度に達します)焚き付け用の小枝にしても、太い薪にしても乾燥が進んでいないと本当に火の回りが悪いですからね。

正面扉を開けるタイミングが大切

この”正面扉を少しだけ開ける”というテクニック、実は使いどころが肝心です。着火時からいきなり扉を開けると、空気量が多すぎて焚き付け用の小枝等に火が回る前に火を消してしまいます。

焚きつけが消えない程度燃えだしたな、というタイミングで正面扉を少しだけ開けてみます。我が家では、焚きつけから太目の薪に切り替えるタイミングで扉を少しだけ解放し、一気に火の回りを良くしています。

ガラスが汚れやすいという欠点も

この、扉を開ける隙間については色々研究してみましょう、隙間の量で、火の暴れ方が全然違います。

消えないからと、あまり大量な空気を送り込むと、炉内で暴れた炎がガラスに当たり、ガラスを曇らせることになります。耐火ガラスとは言え、炎が常時当たっている状態はよくありませんので、適切な扉の隙間を色々試してみてください。

触媒方式のストーブはちょっと注意

アンコールのような触媒方式のストーブでは、この方法で風をどんどん送り火をあおる着火方法は注意が必要です。

火が触媒に触れるのは良くないとされており、触媒を傷めるばかりか、触媒の機能発揮の妨げになります。触媒はストーブ炉内のタール等の発生を抑える大切なパーツですので、火が触れることの無いよう運転します。

一気に温度を上げることはストーブに良くない?

「薪ストーブはあまり早く温度を上げない方が良い」と言われる方もいます。確かに、ストーブの慣らし運転のときには、1日目150℃、2日目200℃まで、などと順を追ってストーブを慣らしていきますからね。

しかし、薪ストーブは250℃くらいの安定した燃焼温度に入るまでが一番煤などが出やすいと言われています。ストーブや煙突に良くないものがたくさん出るんですね。煤の出る状態はなるべく短い時間帯で済ませたいため、ストーブ温度を一気に上げることは問題ないと考えています。

薪ストーブを250℃で運転する理由 適切な温度管理が火災を防ぐ

さいごに

ストーブの火の周りを良くするコツ、ベテランのストーブユーザーの間では常識的に行われている焚き方です。僕はたまたまテレビで見て真似したのが始まりですが、知らなければジワジワと上がってくるストーブの温度を待つばかりですよね。

薪ストーブには、マニュアルには書いてない勘・コツがたくさんあります。そんな「ストーブユーザーしか知らないコツ」を発信していきたいと思います。

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コメント

  1. t.ナカジマ より:

    初めまして  薪ストーブのある暮らし 楽しく読ませていただいてます 
    引き続き色々よろしくお願いいたします。

    • Encore より:

      いつもお読みいただきありがとうございます!趣味で楽しんでいるBlogですが、薪ストーブのあたたかさが、読む方に伝わればうれしいです。末永くよろしくお願いしますm(_ _)m