今年は暖冬で3月いっぱいでストーブもオフシーズンとなりそうです。昨年はゴールデンウィークまで焚いていた記憶があるので、暖冬おそるべし!!春分も過ぎ、夜少し冷え込む時にしか焚かなくて寂しいです。
焚き付け用の小枝をたくさん用意していたつもりでしたが、足りなくなり、なんとか集めた杉の葉だけで太い薪に着火できないかとやってみました。意外とうまくいくものですね^^
【薪ストーブ】杉の葉だけで太い薪に一気に着火する方法
我が家では薪ストーブの着火には「牛乳パック+焚き付け用の小枝(もしくは建築端材)」という黄金の組み合わせで、着火剤要らずのストーブライフを送っていました。
冒頭に書いたように今年は焚き付け用の小枝が足りなくなり、なんとか太い薪にいきなり付ける方法はないものかと試行錯誤しました。
市販の固形着火剤を使えばいきなり太い薪に着火することはできるのですが、できれば自然のもので焚きつける術を身に付けておきたいと思い、近所に多量に落ちている「杉の葉」を利用することにしました。
以下は、「杉の葉」を利用した焚き付け方法です。マッチ1本ででき、お手軽です!
前提条件は以下の通りです。
- 杉の葉・太い薪はよく乾燥していること
- 空気の通りを良くすること
- ファイヤーブラスター等で一気に焚き上げること
着火手順
1.空気を多く含ませるため、短目の木で隙間を作ってあげます。これ重要!
2.その上に、ふんだんに杉の葉を乗せます。杉はすぐ燃えてしまうので大量に使います。
3.太い薪を2~3本乗せたらマッチ等で着火!
4.すかさずファイヤーブラスター等で空気を大量に送り込み、炎を燃え上がらせます。杉の葉はよく燃えるのですが燃焼時間があっという間なので、ここが勝負。
[ファイヤーサイド] ロングタイプ ファイヤーブラスター80 FB2
普段あまり出番の無いファイヤーブラスターですが、やはり1本あると便利ですね。口でフーフーやってもいいのですが、杉の葉がパチンと爆ぜても怖いですし、風量が違います!
5.太い薪に着火したら、あとは扉を少し開けたままにして空気を送ってあげます。しばらくすると完全に火が回るので、扉は閉めてください。
ということで比較的簡単に失敗することなく「杉の葉+太い薪」で火おこしができます。この方法で何度もやっていますので、かなり再現性の高い方法かと思います。
一番大切なのは「薪がよく乾燥していること」ですね。薪の乾燥具合によっては「あれ~?つかないじゃん」ということもあり得ます。そんな時は無理せず市販の着火剤を使いましょう(笑)
さいごに
私はなぜか市販の着火剤を使わないことにこだわっています。着火剤のかわりに使えると言われている「杉の葉、みかんの皮、まつぼっくり」などは近所にころがってますし、やってみればそういった自然の着火剤でうまく着火できるんですよね。
非常に原始的な火おこしで、なんだか楽しいですね!
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