銀杏(イチョウ)はあの葉っぱからは想像がつかないですが、針葉樹の仲間だそうです。水分が多いため、あまり薪ストーブで焚くのは適さないという意見がありますが、我が家ではしっかり2年乾燥し、焚いてみました。
気になる「あの」においはどうやったでしょう!?
銀杏の木、薪ストーブで焚いてみました
水分の多いと言われる銀杏ですが、2年も乾燥させるとやはりすっからかんになるらしく、手持ちの水分計で10%を切ります。
持ってみてもかなり軽いですね。しっかり乾燥できた薪はなんだってよく燃えます。今回の銀杏も火付きはよく、ガンガン燃えて、火力もまぁまぁといった感じ。ただ、火持ちは良くないですね。すぐ燃えて、フワフワの灰になってしまいます。大きく割っておいてよかったなー。
銀杏って斧で割るときもあまり真っすぐ割れず、ボソボソとした木質であつかいにくかったのですが、いただけるものは何でも頂きたい!ということでご近所さんから譲り受けたのでした。
気になる「あの」においは?
銀杏と言えば、あの実の独特なにおいですよね。もらった銀杏の木がまだ立っている頃は、近くを通るとすさまじいにおいがしたものですが、燃やしてみるとほとんどにおいません。
少しにおうかな~?と感じるのは二階ですね。やはり上昇気流に乗ってにおいも上へ上へと運ばれるのでしょう。
慣れるとほとんどにおいは感じませんが、たまに忘れた頃にふわっとにおってきます。
あのう〇ち臭が(笑)
家族はそのにおいに気づかないと言っていますので、臭覚の敏感な方にはわかるのかもしれませんね。基本的に気になるほどではないです。
銀杏の木の使い道
あんなに臭い銀杏の木、色々使い道はあるんですね。
もらった銀杏を玉切りして薪割りしていたところ、ちょうど通りかかった大工さんが「切り板」を作る方欲しい、というのです。
キ・リ・バ・ン??
なんだかわからなかったけど、良さそうな株をいくつか軽トラの荷台に乗せてあげました。すると数か月後に届いたのがこの切り板、そうか!まな板のことだったんですね!!
さすが大工さん!美しい仕上がりです。使うのがもったいないくらい。
銀杏は油分が多く水はけがよいため、まな板に適しているんですね。また、木質が柔らかい為、包丁を傷めにくいというのも、まな板に選ばれる理由だとか。「殺菌作用がある」なんて書き込みも見つけました。万能じゃないですか!!
また、将棋や囲碁の碁盤、建具や家具にも使われるそう。経年変化で歪みが出にくい性質の為、いろんなところに使えるんですね。うん、勉強になった。
さいごに
薪ストーブに適していないと言われている木は色々ありますが、けっこう焚いている方多いですね。松もヤニ抜きすれば焚けそうですし、クルミも同様に焚けそうです。
松・クルミはもらうことが多いので、ストーブを傷めない薪づくりを覚えて、ガンガン焚いていきたいです。薪ストーブはじめると、木のことを少しずつ覚えられて嬉しいですね。
田舎にずっと住んでいますが、木のことなんか全然しらなかったもんなぁ^^;
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