薪用の水分計 木のどこを測るの?ストーブに適した湿度は何%?

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湿度の高い薪は燃焼も悪く、ストーブを傷めることになるので水分計を使って薪のチェックをします。薪に水分計を押し当てる位置、そしてストーブ運転に適した水分量をストーブ屋さんに聞いてきました!

薪の乾燥を正しくチェックして、ストーブを長く元気に使いたいですね!

目次

薪用の水分計 木のどこを測るの?

ストーブ屋さんに確認したところ、測る場所は断面ならばどこでも良いとのことでした。実際に測ってみます。

水分計の頭に付いている2本のピンを、勢いよく木に差し込んで電源をONします。丸太切りした木の横断面で6%の表示。

こちらは斧で割った木の断面を測定。9%の表示ですね。測る面によって数値が変わってきます。湿度に弱いストーブのことを考えると、一番数値の高いところを基準に測定すべきと考えます。

水分計のピンをしっかり差し込むことが、正確に測るポイントですね!

水分計はAmazonで2000円程度。なんだかおもちゃみたいな作りだけど、このタイプが良く売れてるみたいです。

Dr.Meterデジタル木材水分計 木材の湿度測定に(操作簡単) 4ピンタイプ キャリングケース付き MD814

薪の乾燥 水分量何%ならストーブに使える?

”薪の水分は15~20%程度であればストーブでくべるのに適している”という記述をよく見かけます。これを信じるならば我が家の薪の乾燥具合はバッチリということになります。

しかし、薪の内部はどれくらい乾燥が進んでいるかわかりません。となると、、、15~20%で本当に大丈夫だろうかと心配になります。

乾燥不足の薪をくべると「ストーブが痛む」「煙も出やすい」「熱も上がりにくい」と良いことがありません。

ストーブ屋さんに確認したところ、水分は10%以下が理想ということでした。薪の内部の水分も考慮して、表面で10%以下に乾燥していれば、うまく乾燥が進んでいるとみて大丈夫でしょうって教えてくれましたよ!

薪の水分10%以下にする乾燥期間

僕の感覚では、薪の水分を10%以下にするには約2年の乾燥が必要です。

薪棚が野外にあり、風通しは良い場所にあるものの、屋根があっても雨の影響を受けます。乾燥~雨による吸水を繰り返しています。

この環境下では1年では一番低くても15%台の水分量でした。木の種類にもよりますが、25%以上のものもたくさんありました。やはり2年乾燥させると、安心してストーブに放り込めますね。

とはいっても、2年分の薪を確保できる場所も薪の量も相当なものです。春先に割った薪を、その冬に使わなければならない場合も多いでしょう。我が家でも、ストーブ導入1年目は乾燥期間半年で薪を使わざるを得ませんでした。当然大半の薪の水分量は20%以上でした。

薪の乾燥のし過ぎは火力が落ちる

薪の水分を考えると、乾燥のため何年も乾かしておきたくなります。しかし、薪は乾燥しすぎると、火力が落ち火持ちも悪くなるとのこと。

乾燥期間が1~2年と書かれている記事が多いのをみると、やはりそれ以上は薪としての性能が落ちると考えて良いようですね。

僕も昨年は道路脇に捨ててあった桜の大木を拾って来て乾燥させておきました。伐採されてから何年放置されていたのかわかりませんが、割ってみると中がスカスカ。燃えるとは思いましたが、やはりあっという間に燃え尽きて、火力・火持ちともに良くありませんでした。木を腐らせてしまうのも良くないのですね

プロは薪を持っただけでおおよその水分量が分かると言います。そこまでになれば本当にプロだと思いますが、そのうち面倒くさくなって水分量を測らなくなるユーザーも多いようですね。

しかし、風通しの良い場所で、必ず1年以上薪を乾燥させるようにしておけば、大抵は問題なく焚けますよ~ともストーブ屋さんの話でした。薪を乾燥させる環境にも気を付けたいものです。

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