薪ストーブのダンパーを閉めると火が弱くなり匂いが充満する原因

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我が家の薪ストーブ【アンコール】。最近、ダンパーを閉めると急に火が弱くなり、そのまま焚き続けると二階に臭いが充満するようになりました。また、ガラスも曇りやすく、「これはもしや・・・煙突詰まった!!??」と心配になりました。

目次

ダンパーを閉めると火が弱くなり匂いが充満する原因

今年は暖冬のせいか、ストーブの温度をガンガンに上げずに焚くことが多かったように思います。低い温度で焚くと、煙突が詰まりやすいと聞いていたので、今回の「ダンパーを閉めると火が弱くなり、においが充満する」症状は煙突の詰まりが原因か!?と焦りました。

結局、この症状の原因は触媒(コンバスター)の目詰まりでした。

心配だったのでストーブ屋さんに確認したんですね。今年は暖冬の影響で、低い温度でストーブを焚いたご家庭が多く、煙突やコンバスター周りのトラブルが相次いでるようです。

アンコールのコンバスターは、焚き方にもよりますが、”2年程持つ”と言われており、我が家でも煙突掃除をお願いする時に、2年スパンで交換してきました。

昨年の煙突掃除の際に、コンバスターを見てもらって「この汚れ具合ならもう1年いけるかもしれませんね~」と言われ、コンバスター3年目に突入したのでした。

そしたら案の定シーズンの途中で詰まる、ということになったのでした。やはり2年置きに交換がよさそうですね。高いですが^^;

触媒(コンバスター)の状態を確認する方法

アンコールのマニュアルによると、触媒の状態を確認するには、煙の色を見る方法があるようです。

触媒の機能低下の症状は、煙突から出る煙の状態が目安になります。効率よく機能しているときには、煙が無色で透明に近い状態ですが、低下してくると灰色になります。

我が家の場合、煙突からの煙もそうですが、燃え方が明らかに弱くなったので気づきました。二階へのにおいもすごかったですしね。

触媒(コンバスター)が詰まったままでストーブを焚く方法

コンバスターの交換となると、ストーブをしっかり冷やさなければなりません。暖冬とはいえ、朝夕はさすがにストーブ無しでは寒い。エアコン付けてもいいんですが、今シーズン用の薪はできるだけ減らしておきたい・・・薪を来年まで持ち越すと火力が落ちてしまいますからね。

【薪ストーブ】暖冬で思いの外薪が減らない~こんなに余るとは

コンバスターの交換は、ストーブシーズンが終わってから実施するとして、それまではなんとか今の状態でストーブを焚き続けなければなりません。ストーブ屋さんには確認して「コンバスター目詰まりした状態でも焚いても良いですが、においは充満しますよ」との回答をもらいました。さて、においをどうするか。。。

僕が試した方法は以下の通りです。

  1. 普通に焚きつける
  2. ダンパーは開いたまま空気を最大限絞る
  3. できるだけ薪の量を少なく焚く

この方法だと、においは煙突から出ていきますので、2階が臭くなるということもなくなりました。*空気量を絞るにはアンコール向かって右側にある「火力調節レバー」を操作します

ただダンパー解放状態だと温度がどんどんあがります。それを空気を絞ることで押さえました。といっても薪をどんどん投入してしまうと、空気を絞った状態でも簡単に400度くらいまで上がってしまいます。そこは、薪の量を調節することでなんとか250~300度くらいに抑えたまま焚き続けることができました。

触媒を通らないので2次燃焼が無く、薪の消費は早いですがにおいは気になりません。

触媒(コンバスター)の点検・交換方法

コンバスターの点検方法や点検サイクル、そして交換方法はマニュアルに載っています。

マニュアルはストーブを買った時に付いてくるはずですが、「あれ~?どこいっちゃんたんだろ」という方も多いかと^^;

そんなときはアンコール正規代理店のファイヤーサイドから電子版が手に入ります!バーモンドキャスティングス製のストーブのマニュアルは過去のものも含めて以下から入手可能です。

薪ストーブ取扱説明書のダウンロード

大抵のことはマニュアルに書いてあります。ネットの情報だけでなんとかしようとせず、マニュアルを確認するか、ストーブ屋さんに相談した方が良いでしょう。自力でやって怖いのは「それが間違っていた時」です。ケガや事故につながることもありますので、正式な方法は知っておくべきでしょう。

マニュアルによると、コンバスターの目詰まりの点検はシーズン中2~3回が推奨されています。私はシーズン中にコンバスターを取り出したことすらありませんでしたが、来シーズンからはやってみようかなと思います。

自分のストーブ、いつまでも元気に動いてほしいですもんね!

さいごに

いつも元気に燃えていた薪ストーブの調子が悪いと心配になります。

今回のように見た目ですぐにわかる症状ならばよいものの、「ガスケットが摩耗してきた」、「空気口が詰まった」といったケースだとわかりにくいと思います。あまり経験しないことは判断がつきませんしね。

とりあえず信頼するストーブ屋さんやストーブ仲間がいると安心かなと思います。そしてマニュアルは必読ですね!!大抵のことはマニュアルにあります^^

薪ストーブ運転で困ったらまずはマニュアルを読もう!答えがそこにある

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