薪ストーブの煙突掃除料金・相場。我が家がプロにお願いし続ける理由

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薪ストーブの煙突掃除の料金は、地域や業者によって異なる場合がありますが、一般的には、1回あたり1万円から3万円程度が相場とされています。ただし、煙突の長さや形状、汚れの状況によっては、追加料金が発生することもあります。

この1~3万円を高いと見るか、安いと見るかは人それぞれですが、火災やご近所トラブルの種をできるだけ小さくすることを考えると、個人的には安い料金だと考えています。

数千円~売られている煙突掃除キットもありますが、我が家ではストーブ導入から一貫して信頼できるプロにお願いしています。自分のためだけでなく、周囲も含めた安心・安全のためだと思うからですね^^

目次

プロによる薪ストーブの煙突掃除料金は高い?!

薪ストーブの煙突掃除料金の相場は、1~3万円/回です。

我が家では、年1回必ずプロにお願いしており、料金は3万弱/回ですね。コンバスターなどの消耗品交換があると、料金は4万円越えのときもあります。

薪ストーブ煙突掃除料金

2人で来られて屋根に上っての煙突掃除~ストーブのメンテまで込みですから、相当安く作業いただいていると思います。この業者さんからストーブを購入しているため、特別価格のようです。

’23年シーズンに若干値上がりしていました。

プロによる煙突掃除を少しでもお手軽に

定期的に煙突掃除を行う場合には、契約プランや割引サービスを提供している業者もありますので、複数の業者から見積もりを取って比較検討することをお勧めします。

煙突掃除シーズンに4~5万の出費はたしかに痛いですよね。。。私も「節約のため自分で、、、」と考えた時期もありましたが、月にすると3千円程度。煙突掃除のサブスクがあるといいなぁ~とずっと思ってます。

プロによる清掃・メンテは「安心賃」

我が家が、ストーブ導入から一貫してプロの煙突清掃・ストーブメンテナンスもお願いしている理由は、「安心・安全を買っている」と思えるからです。

  • 屋根に上る危険
  • 火災を防ぐためのノウハウ
  • ストーブの健康状態

など、わりと”いいかげん”になってしまう部分を経験豊富なプロにチェックしてもらえるのであれば、3万/回は私なら安いと考えます。

私のお願いしているストーブ屋さんは、煙突掃除の実績やストーブ・火災等に関する知識が豊富で、積んである薪の乾燥状態などもチェックしていただけます。このようなノウハウ、自分で積み上げる前に火災など起こしてもシャレになりませんし、正しく運用できないストーブは煙でご近所に迷惑をかけるケースもあります。

煙突掃除は火災予防のためにも重要なメンテナンスですので、信頼できる業者に依頼したいところです。

プロによる煙突掃除やストーブメンテナンスの講習会等で定期的に学ばれている方は、「自身で掃除する」という選択肢もありですね^^

薪ストーブ煙突を定期的に清掃しなかった場合の煙突火災のリスク

薪ストーブの煙突を定期的に清掃しないと、煙突火災のリスクが高まります。煙突内には、燃焼時に発生する煙やスス、未燃焼のガスが通ります。これらが冷えると、煙突内壁にクレオソートと呼ばれる可燃性の堆積物が溜まることがあります。

クレオソートが煙突内に過剰に堆積すると、高温の煙や火の粉が触れた際に煙突火災を引き起こすリスクが高まります。煙突火災は、煙突を通じて屋根や周囲の構造物に炎が広がる可能性があり、大規模な火災につながることもあります。

煙突火災を防ぐためには、次のような対策が重要です。

定期的な煙突掃除

専門業者による定期的な煙突掃除で、クレオソートの堆積を防ぎます。通常、年に1回から2回の掃除が推奨されていますが、薪ストーブの使用頻度や燃料の種類によっては、さらに頻繁に掃除が必要な場合もあります。

クレオソートとは、薪ストーブや暖炉で木を燃やすときにできる黒いべたつく汚れのことです。この汚れは、煙突の中にたまると火事の原因になることがあります。だから、煙突をきれいに掃除して、安全に暖をとることが大切です。

適切な燃料の使用

乾燥した薪を使用し、湿った薪やゴミ、プラスチック類の燃焼は避けましょう。

薪ストーブ導入時に、ストーブ屋さんより「ゴミを燃やした途端、薪ストーブは焼却炉です」と教えられたことを思い出します。私たちが導入したのは、暖房器としての薪ストーブですね^^

湿った薪や不適切な燃料を燃やすと、煙が冷えやすくなり、クレオソートの生成が促進されます。薪ストーブ運転では薪の乾燥が重要と言われるのはこのためでもあります。

薪ストーブの正しい運用

薪ストーブの適切な燃焼を促すために、空気供給を適切に調整しましょう。不完全燃焼が起こると、クレオソートの生成が促進されることがあります。

定期的な煙突掃除や適切な燃料の使用、薪ストーブの正しい運用によって、煙突火災のリスクを大幅に軽減することができます。安全に薪ストーブを楽しむためにも、これらの対策を実施しましょう。

薪ストーブの煙突掃除を自分で行うことのリスク

自分での煙突掃除を否定するものでも脅かすわけでもありませんが、ご自身でやられる場合のリスクはしっかり把握しておきたいですね。

事故のリスク

煙突掃除は屋根に上ったり、高い場所で作業することが必要です。これにより、転落事故や怪我のリスクが高まります。また、適切な保護具を使わない場合、煙突内の汚れやクレオソートに触れることで皮膚刺激やアレルギー反応を引き起こすことがあるようです。

不十分な清掃

専門的な知識や技術がないと、煙突内の汚れやクレオソートを十分に取り除くことが難しい場合があります。不十分な清掃は、煙突火災や煙の逆流、一酸化炭素中毒などのリスクを増加させることがあります。

一酸化炭素などが発生しても、通常は煙突から出ていくのですが、煙突掃除の状態では煙が逆流することもある、、、と考えると、なかなか恐ろしい事例です。

煙突の損傷

適切な道具や技術を使わずに煙突掃除を行うと、煙突の内壁や部品を傷つけることがあります。このような損傷は、煙突の機能低下や寿命の短縮につながることがあります。

住宅の事情によっては、煙突を何回か曲げて設置する必要があるわけですが、そのあたりもきちんとしたノウハウが無ければ、煙突の損傷もあり得るわけです。せっかく導入した薪ストーブ。煙突とともに、末永く元気に使いたいですね!

これらのリスクを考慮して、私は煙突掃除はプロの業者に依頼することをお勧めしています。専門業者は、適切な技術と道具を用いて、安全かつ効果的に煙突掃除を行ってくれます。煙突掃除の手間やリスクをプロ目線で軽減してもらえます。ここがお金を払う最大のメリットですね。

さいごに

金額だけ見ると「なんとか節約できないものなの?!」と考えてしまう薪ストーブの煙突掃除料金。屋根に登らずに煙突掃除できるキットもあり、自身で掃除されている方も多いようです。

「薪ストーブ」というアナログな暖房機は、煙突も含めてその健康状態を数値で知ることはできません。よって、信頼できるプロの目で判断し、適切なメンテナンスを施して毎年安心して使いたいと思うのです。

それが、ご近所への安心材料にもなりますよね。

「煙突掃除はご自身で」と考えられている場合は、講習会などで正しい知識とスキルを得てからにしましょう!ストーブ屋さんが煙突掃除・薪ストーブメンテナンスの講習会を実施されていることもあるようですよ^^

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