薪ストーブのメンテナンスや煙突掃除をプロに任せているお宅でも、ストーブ周りの清掃や炉内の煤取りレベルの簡易メンテナンスはご自身でやられることと思います。
僕も薪ストーブ1年目から炉内清掃とストーブ周りの掃除は自分で行っています。その方が業者にお願いしたときに短時間で済みますからね。ストーブ屋さんによっては、値引きしてくれることもありますよ^^
薪ストーブの灰掃除におすすめの灰専用掃除機
エレファンテ N1000 灰専用掃除機 ペレットストーブ 薪ストーブ
我が家ではエレファンテという灰取専用の掃除機を使っています。年に1回しか使わない掃除機に1万円も出すのはどうかなと思っていましたが、ストーブ屋さんで20%OFFだったので迷わず購入。
普通の掃除機を灰取に使うと壊れてしまいますが、専用掃除機はフィルター構造が2重になっており、灰の吸引に適しています。
ストーブ周りもホコリ、クモの巣、散乱した樹皮などで目も当てられないくらい汚れています。この掃除機なら遠慮なく吸引できるので作業がはかどります。
ストーブ周りをたまに掃除しながら使っていても、相当ホコリ・汚れが溜まります。これはストーブ運用の宿命ですね。特にレンガの目地に溜まったホコリはブラシではなかなか取れません。ブラシ掃除はホコリを巻き上げてしまいますが、掃除機は一瞬で吸い上げてしまいますので楽ですね。
灰専用掃除機で炉内を清掃したあとはこんなにスッキリします。気持ちいいものですね。この状態でストーブ屋さんに渡せば、細かいところの清掃、交換部品のチェック等はバッチリです!
掃除後は炉内に灰を戻しておきます。梅雨時の湿気などを灰が吸ってくれるため、2cmほどの灰を敷き詰めておくと良いそうです。
灰掃除の注意
掃除機で炉内の灰を吸い出す時は、かならず灰が冷え切っているタイミングでしましょう。表面上は冷えていると思った灰も、いつまでも熱いものです。熱い灰を吸い込んでしまえば、いかに灰専用掃除機と言えど壊れてしまいます。最悪火災につながります。掃除後の掃除機から火が出るなんて恐怖以外の何物でもありません。。。
灰取り掃除はストーブのオフシーズンにされると思います。なにも慌てることは無いので、ストーブ運転を止めてから2週間ほど空けてから掃除をしましょう。(灰の完全な鎮火には2週間ほど見た方が安全です)
さいごに
薪ストーブを長く元気に使うには、やはり”行き届いたメンテナンス”です。ホコリや汚れは放っておけばやがて取れなくなります。ストーブはオフシーズンの方が長いので、ピッカピカにしてきれいな状態で次のシーズンを待ちたいですね^^
キレイに使っているとストーブ屋さんも嬉しくなってオマケしてくれるかもしれませんよ。うちは「いつもキレイに使ってくれてありがとう」と着火剤を頂いたりします。長いお付き合いになるストーブ屋さんとも良い関係を築いていきたいですね。
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