薪ストーブを使いだしてわかる「灰問題」。ストーブに関する困りごとの中でも意外とウエイトが重く、取り灰の処理に困っている方も多いことでしょう。
特に街場で薪ストーブを焚いている方は、燃えるゴミとして出したり、実家に引き取ってもらったりと苦労されているようです。
そこで、灰の処理・再利用法についてまとめてみました。できるだけ出ていくお金を減らしたいものですね。
薪ストーブの灰は売れる!?
薪ストーブの灰はヤフオクで売れるらしい!!
実際に売っている方の動画を発見しました。500円で出品し、必ず売れているんだそうです。もともとお金を払って処分している方にはビックリの発想ですよね。
Yahooオークションに出品する場合はYahooプレミアム会員の登録が必要です。
プレミアム会員は月額462円(税抜)がかかるので、「ガンガン灰を売って元をとってやろう!」という鼻息の荒い方向けですね(笑)灰がそんなに高額で売れるとは思えませんが。。。他にも処分したい不用品などをオークションにかけて楽しんでお小遣い稼ぎしたい方には良いかと。無料でヤフオク出品したい方は次の方法があります。
無料でヤフオクに出品する方法
無料出品の方法は、スマホアプリからワンプライス出品をする方法です。ワンプライス出品の詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
要するにオークションのように入札者が競る形式でなく、出品者(あなた)が出品した金額で即落札できるフリーマーケットのような形式ですね。これならば500円で灰を出品すれば500円で落札されます。落札者は誰かと競う必要が無くスムーズです。その代わり、500円以上で買いたい!という人が複数人居ても、早い者勝ちですが。
無料でヤフオク出品できるスマホ用のヤフオク公式アプリは以下からダウンロードできます。ios/Androidそれぞれありますよ。
どんな人に灰が売れるの?
動画内でも語られていますが、灰は「陶芸家」や「火鉢を利用する方」などに売れているようです。僕の感覚では家庭菜園をされる方にも売れると思いますよ。灰はホームセンターで買えばもっと高いですし、我が家でも実際畑に撒きますからね~^^
オークションで灰が売れなかった時の再利用を考える
上記で紹介した動画では、「ヤフオクで売れる!」と言われていますが、売れなかった場合の灰利用も考えておきましょう。我が家のケースを中心に紹介します。灰はいろんなところに使えるんですね^^
灰利用その1:畑に撒く
灰の成分はアルカリ性のため、酸性の畑の土に混ぜてやると中性になり作物の育成が良くなるそうです。燃やした灰がアルカリ性というのは意外でしたが、昔から畑に灰はよく巻かれていましたので、実際に野菜づくりに効果があるんでしょうね。
我が家でもストーブの灰は、2週間ほど冷やしたあと畑に撒いています。
灰利用その2:ジャガイモの種イモに
ジャガイモを植える時に、1つのジャガイモを半分に切り、切り口に灰を付けて植えます。これは切り口から菌が入ったりして芽が出る前に腐ってしまわないようにです。
灰利用その3:山菜の灰汁(あく)取り
我が家ではタケノコやワラビをゆでる時に灰を入れてゆでます。灰汁取りになるんですね。灰が灰汁抜きになる理由は、やはり灰の成分(アルカリ性)に関係しているようです。
灰を入れることでゆで汁がアルカリ性になり、山菜の灰汁が溶け出しやすくなるんですね。こういったことを感覚的に行っていた昔の人々はすごいですね。まさに生活の知恵!
灰利用その4:染物の染料
近所に越してきた染物作家の方が、我が家のストーブを見て「灰を分けて欲しい」と言ってこられたことがあります。灰を染物に!?と不思議な感じがしましたが、使えるんですね!自分でもやってみたくなりました。
やはり灰色の染物が出来上がるそうです。カッコいいじゃないですか!グレー。
さいごに
まだまだありそうな灰の利用法。「売る」という発想はなかっただけに衝撃でした。木の出所が分からないと、放射線量だの、何の灰だのと面倒なことになりそうですが、お金を払っての処分よりマシですよね。
また、生活のあらゆる場面でも使えそうです。「石けんの代わりになる」という情報もあったりと、灰の可能性を感じました。他に灰の利用法をご存知の方はぜひ教えてくださいね~^^
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