人生には「何もしない時間」「ぼーっとする時間」てのが必要なんですね。
外部リンク:「何もしない一人時間」が、あなたをストレスから解放する
外部リンク:ぼーっとすることもメンタルには必要らしい
常に生産性を求められる「ストレス社会」と言われる現代で、何もしない時間が大切になってくるの、なんとなくわかります。
しかし、何もしないと不安になるのが現代人の悲しい性。僕も何もしないと「何かしなきゃ!」ってなりますし、そもそも何もしない、ぼーっとする時間てどうやって作ればいいの?と思っちゃいます。
でも、あったんです。僕ら薪ストーバーには「ぼーっとする時間の作り方」が。
ぼーっと薪ストーブ見てるだけ
薪ストーブの炎のゆらめきって、ずっと見ていられますよね。
僕はストーブシーズンは早起きして4時前にはストーブの火を起こすんですが、この時間はまだ世の中が寝ています。(特に田舎では)
ストーブの薪の爆ぜる音に、そのうちヤカンが沸騰するカラカラ鳴りだす。たまに薪が崩れたりして炎が立ちます。
こんな炎とストーブのやりとりを見てると、無心にはなれないけど生活や仕事のしがらみから抜け出ている自分に気付きます。いや、無心になれてるのかな。
人は炎が好きなのだと思います。ぬくもり感じながら刻々と表情を変える炎は、僕らに何も語りかけては来ませんが、安らぎを感じさせてくれます。ソロキャンプする人の気持ちがわかりました。
これこそが、ストーブを入れた価値の一つなのかもしれませんね。忙しい毎日に慣れてしまうと、意識的にぼーっとする時間を取らなければ炎を見つめる時間は取れません。しかし、ソロキャンパーのように外に出なくても、一人で炎と対話する時間が作れるのが薪ストーブユーザーのおいしいところですね。
炎の揺らぎはどうして安らぎを感じる?
炎の揺らぎや暖かさ、そして音などは、どうして安らぎを感じるのでしょうか?ちょっと気になったので調べてみました。
根拠を示している記事が見つけられなかったのですが、どうも炎の「1/fゆらぎ」という不規則な揺れ方が、人の安らぎに関係しそうです。
人は、炎を使うことが遺伝子に組み込まれていて、その原始的な感覚を「1/fゆらぎ」で取り戻せるのでしょうかね。薪ストーブと遺伝子がちょっと結びつかなかったのですが、実際に安らぐのですから、そうだとしか思えません。
理屈より体験ですね。
ちなみに「1/fゆらぎ」とは
パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただし f は 0 より大きい、有限な範囲をとるものとする。
引用:wikipedia
だそうです。よくわかりませんね。
薪ストーブの炎がこの「1/fゆらぎ」でゆらめいているとすれば、それは人を癒す波長と合っているということなのでしょう。1/fゆらぎは脳にリラクゼーション効果をもたらすそうです。
炎を見て落ち着けるのは、そんな理由がありそうです。
いづれにせよ、人間の本質的な活動に影響しているんですね。
みんな疲れてる
ちまたではソロキャンプがブームです。僕の周りでもガチのキャンパーが何人か居て、生活に支障が出る程キャンプ道具を買い込んでいるヤカラも・・・(汗
趣味に口を出す気はありませんが、ソロキャンプの目的が「ぼーっとするため」「一人の時間を確保するため」だとしたら、やっぱり世の中が歪んでるんだと思いますね。
お金をかけなければストレスリセットできないなんて。
その点僕ら薪ストーバーは、冬だけとは言え炎を見つめる時間を毎日とれます。導入時はお金もかかりましたし、毎年の薪づくりは地獄 大変ですが、幸せと隣り合わせで生きてるんですね。ありがたいことです。
本当は、頻繁に解消しなければならないストレスなんて、だれもが感じずに生きて行ける世の中が理想なんですけどね。。。
皆様の薪ストーブ癒され体験があればぜひ教えてください。薪ストーブの前でぼーっとしながら読ませていただきます^^
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